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【秋田おばこ】短期女性大学「ra・si・cu」誕生・若い世代の女性ターゲット

2018.07.05

 JA秋田おばこは5日、新たに短期女性大学「ra・si・cu(ら・し・く)」を開校した。対象は管内のJA組合員外・非農家を含めた若年層の女性。定員10人程度のコンパクトな講座で、交流を図りながらじっくりと講座に取り組んでもらい、各自のスキルアップやJA事業の理解、地域の活性化などへ繋げる。
 名称には、新しい仲間とともに自分らしく学び、楽しみながらスキルアップしてほしいという願いが込められている。同JAの子育て世代を対象とした目的別組織「Chou‐Chou‐Mam(しゅしゅまむ)」からのシフトや、員外・非農家の申し込みも受け入れ、今までJAとの関わりが薄かった地域住民・消費者などを含めた概ね20~40代の女性を募集した。普段JAとの関わりの薄い若年層の女性にJAに興味を持ってもらうきっかけとし、JA事業の理解などへ繋げるほか、同世代間の繋がりを強化し、地域を活性化させたい考えだ。また、女性部新規加入への呼び水となることも期待している。
 JA担当者は「員外・地域住民などを含めた若年層の皆さんにもJAの魅力を発信するため、JAならではの講座を展開していく」と話す。
 講座は働いている人も参加しやすいよう、1年間を予定。ネイル講座や料理教室、ヘルスケア講座、コーヒーの入れ方講座など全6回。主に第2火曜日を予定し、1~2か月に1度の頻度で開催する。
 同日、開校式と第1回講座となる料理講座を開き、受講生人が出席。バラをかたどったアップルパイとティラミスをつくった。出席した福原春美さん(51)は「短期女性大学でリフレッシュし、学んだことを娘たちにも教えたい」、佐藤真紀子さん(47)は「少人数制で楽しくできそう。料理や、普段知ることができない貯蓄などに関する講座が楽しみ」と話した。次回は9月11日にネイル講座を開催予定。

 

料理教室を楽しむ参加者
料理教室を楽しむ参加者