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【秋田おばこ】シャインマスカット本格出荷開始・21年度5千万円目指す

2018.09.20

 JA秋田おばこは2018年度、シャインマスカットの本格出荷を始めた。同JAの管内では、15年から栽培を本格化。18年度、一部の生産者の栽培する樹が4年樹となり、結実が安定したため出荷可能となった。19年度以降は大多数の生産者が出荷を始め、21年度には販売金額5千万円、出荷数量50㌧を目指す。
 今回出荷の主となる「シャインマスカット」は管内のブドウにおいて栽培本数の6割強を占める。14年度の時点では、販売額153万円、出荷数量は1㌧だった。
 9月20日には目ぞろえ会を開き、出荷時の注意点や規格を確認した。果樹試験場研究員が収穫適期を説明。糖度18度と果皮色が黄緑色であることを目標とし、陽が当たる面でカラーチャートの指数4以上、陽が当たらない面で同3・5を目安としてほしいと述べた。
 今後の品質検討会では、生産者が選んだ2房を持ちより、評価をもらうほか、重量や糖度、一粒重などのデータを採取して今後に活かしていく。

 

出荷規格を確認した目ぞろえ会
出荷規格を確認した目ぞろえ会