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【秋田なまはげ】エダマメさらなる発展を・初の1億円達成祝う

2018.12.19

 JA秋田なまはげは19日、エダマメの実績検討会と栽培講習会を行った。生産者ら約70人が参加し、2018年度の販売状況や次年度の栽培に向けた対策などが話題に上がった。
 実績検討会によると、18年度の作付面積は前年度比14㌶増の69㌶。大雨や低温、日照不足の影響がありつつも、販売額は前年度比138.6%の1億23万円、出荷量は同137.8%の150.2㌧に上った。JAでは13年度に共選を開始。16年には共選場の整備や各種機械を導入するなど生産者の労力軽減や栽培面積の拡大に努めており、エダマメの生産を始めてから初の1億円突破となった。栽培講習会では今年度の生育概況を振り返り、次年度に向けて気象リスクや病害虫への対策、適期作業における注意点などを学んだ。
 JA秋田地区野菜部会枝豆部の武藤真作部長は、「1億円達成は新たなスタート。毎年生産者が増えているので、若い人の力も借りながら枝豆部のますますの発展に繋げたい」と語った。
 JAは同日、販売額の1億円達成を祝う祝賀会を開催。参加者は「あきた香り五葉」や「湯あがり娘」など品種名を掲げた席で、ゆでエダマメや焼きエダマメをはじめとした料理を楽しんだ。優良生産者の表彰も行われ、高品質かつ高反収なエダマメの生産振興に努める(農)平沢ファームが表彰された。

 

優良生産者表彰を受ける(農)平沢ファーム㊧
優良生産者表彰を受ける(農)平沢ファーム㊧