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【秋田おばこ】トマト6次産業化の足掛かりに・過去最多の20品が出品

2019.10.21

 JA秋田おばこトマト部会は10月21日、トマトフェスタを大仙市で開いた。会では、過去最多となる20品のトマト料理が出品され、参加者が試食・講評。トマトのクッキーや漬物、ジュースなどが並んだ。
 
6次産業化の足掛かりとするため、生産者が管内産トマトを使ったメニューを考案・試作。今回で6回目となる。出品数は14年度に開催した初回の2倍となり、今までの合計出品数は75品となった。

 出品者がそれぞれの想いやレシピを発表。「青いトマトの浅漬け」を出品した生産者は「いつも摘果した青いトマトを処分してしまうのはもったいないと思っていた。有効活用できればという想いからレシピを考案した」と述べた。参加者がこれらを試食。「破棄される青玉を生かしたものが多く興味深い。自分でも挑戦してみたい」「6次産業化に向け、生産者・JAが連携し、商品化に繋げていってほしい」などと感想を話した。
 
 梅川靖副部会長は「今回は過去最高の出品数。トマトへの強い思いが伝わってくる。今日は楽しんでほしい」とあいさつした。

 

試食や撮影を行ってフェスタを楽しむ参加者