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【秋田しんせい】「おいしくなあれ」・児童が味噌作りを体験

2019.12.24

 JA秋田しんせいは、管内の小学校へ、農業と食について学ぶ出前授業を実施している。国内や地域の米についての授業、農作業体験、栽培した農作物を給食で使用するなど、実際に体験することで食と農への理解を深めてもらう考えだ。
 由利本荘市立岩城小学校では、大豆から味噌を作る食農教室を行っており12月24日、JA女性部岩城支部が協力し、小学3年生27人の児童が味噌作りを体験した。
 JA女性部が味噌の作り方を説明。大豆をつぶして、塩と麹、水をまんべんなく混ぜ合わせるように解説し、児童と会話しながら作業に取り組んだ。
 今回仕込んだ味噌は、2020年の6月下旬に完成し、7月上旬には児童に配られるほか、同小学校の給食にも使用される予定。児童は「大豆が味噌になるまでの工程が分かって勉強になった」と話した。
 同校の授業の一環である味噌作りは今年で6年目。大豆の定植から収穫体験や米の栽培体験で農業を身近に感じてもらい、作った食物を実際に食べることで食と農について学習している。

 

味噌の素を作る児童