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【あきた白神】春到来を告げる『白神山うど』収穫最盛期間近・部会員品質・企画を確認

2020.01.15

 JAあきた白神山うど部会は1月15日、能代市で目ぞろい会を開いた。生産者やJA、市場関係者ら約30人が参加した。部会では34人が約33ヘクタールを栽培し、関東圏を中心に出荷。2007年に「白神山うど」として、地域団体商標登録され、県内外の量販店で毎年、販売促進キャンペーンを展開し知名度向上を図っている。JAでは133.7トン、9054万円の販売を計画している。
 
 桜田和浩部会長は「昨秋の気温が高く、茎葉の枯れ上りが遅く、掘り取り作業の遅延を心配したが、生産者の尽力で順調と聞いている。ハウス内の温度管理などを怠らず、1本でも多く高品質な白神山うどを出荷し、皆で計画数量、販売額をクリアしよう」と話した。

 
 市場関係者は「全国的に生産者、生産面積が減少傾向にあり、今後より一層引き合いが強まる。販売スペースを確保しているので、高品質な白神山うどがたくさん出荷されることを心待ちにしている」と話した。

 
 能代市二ツ井町の部会員、池端伸吾さん(37)は「山ウドの収穫は冬場の作業で大変だが、やりがいもある。白神山うどを全国の消費者に食べてもらいたい」と語った。

 

山ウドの出荷規格を確認する部会員