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【あきた白神】5年連続1億円販売達成を目指す・白神みょうが出荷目前

2020.07.28

 JAあきた白神みょうが部会は7月28日、収穫・出荷の最盛期を目前に控え、目ぞろえ会を開いた。生産者や市場関係者ら45人が参加した。今年度は1億2588万円の販売を計画している。

 ミョウガは同JAの特産品の一つ。2015年10月に「白神みょうが」として商標登録を取得した。昨年の白神みょうが販売額は、主産地の高知県産が夏場の猛暑で出荷量が激減したことによりシーズンを通して堅調な価格で推移した。出荷量は80.1トン、1億1386万円、キロ単価1421円となり、4年連続で1億円販売を達成した。

 大高英樹部会長は、熱中症への注意を呼び掛けるとともに「コロナ禍における販売面に不安を抱いていると思うが、我々に出来ることは出荷基準を遵守し高品質な白神みょうがを少しでも多く収穫・出荷すること。たくさんの消費者に一粒でも二粒でも食べてもらえるようにこれから頑張ってほしい」と話した。

 同JA販売課は、①パック内の粒の大きさを揃えること②髪の毛やワラなどの異物混入に十分注意すること③色・大きさ・品質等で迷った場合は無理な上位選別はせず等級を落とすことなど、注意点を詳しく説明した。

出荷規格を確認する生産者ら