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【秋田おばこ】青年部手づくり看板を展示・地域住民へ農業の大切さをPR

2020.10.06

 JA秋田おばこ青年部は10月から、全国農協青年組織協議会が主催する手づくり看板コンクールで制作した看板を、JAのファーマーズマーケット等複合施設「しゅしゅえっとまるしぇ」敷地内で展示している。地域住民が多く利用する同施設でたくさんの人から見てもらい、農業のある地域づくりの大切さを広くPRすることが目的だ。

 展示している看板は8枚。1.8㍍四方の大きさに、各支部、または支部合同で絵や文字を描いたもの。管内の特産野菜や農村風景を描き、農業の尊さを主張するものや、コロナ禍の中で生まれた合い言葉「Stay Home(家で過ごそう)」をもじって「Stay Farm(農場で過ごそう)」と主張するものなど、個性あふれ、部員らの思いが詰まった迫力ある作品が集まった。
 
 2017年度までは、各支部が管轄する地区のJA施設や部員所有の土地などに設置していた。しかし、各看板の設置場所が離れているため、全部を見てもらうことが難しいなどの課題があったことから、18年から同施設敷地内での展示を始めた。20年度は、来店者の目に入りやすい店舗正面入口付近に並べ、28日まで展示する予定だ。
コンクールの順位は組合員や地域住民の投票で決める。同施設や各営農センターなどで投票を受け付け、JAの広報誌で投票結果を発表する。

 藤嶋久俊部長は、「今年度も各支部の作品に期待している。コロナ禍で活動が制限される中、看板を通して少しでも地域を盛り上げることができればうれしい」と話した。

しゅしゅえっとまるしぇに設置した看板