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【秋田たかのす】今年は「豊作」のお告げ青年部雪中稲刈り

2021.02.02

 JA秋田たかのす青年部は2月2日、「雪中稲刈り」を北秋田市綴子の道の駅たかのす大太鼓の館前で行った。稲刈り後の作占いでは稲が実ったように傾いたものが多かったため今年は「豊作」という占いとなった。

 雪中稲刈りは毎年1月15日に行われる小正月の伝統行事「雪中田植え」で植えた16束の稲を雪や風にさらし刈り取る。稲の傾き方や実の付き方などを見てその年の水稲の作柄を占う。同JA役職員や青年部盟友、地域住民らが見守る中、青年部盟友の亀山春樹さんが1.8㍍四方の雪田に植えた16束を鎌で一株ずつ刈り取った。

 稲が倒れていれば風水害による倒伏、直立していれば実の入らない不稔を意味し「凶作」と見立てられるが、今年は刈り取った16束のうち適度に傾いたものが9束、折れたものが5束、直立に近いものが2束あった。

 見立て役を務めた同JA稲作部会長の畠山喜久雄さんは「平年作以上は期待できるが、日照不足や気象変動への対応も心掛けてほしい」と参加者へ呼びかけた。

 

稲を刈り取る亀山さん