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【秋田】JA秋田県青年部協議会とJA全農あきた意見交換会

2021.03.05

 JA秋田県青年部協議会は3月5日、秋田市でJA全農あきたと意見交換会を開いた。2020年産米の需給動向、園芸品目販売実績、生産資材のコスト低減、新型コロナウイルスの県農業への影響など活発な討議を行った。

 委員からは雨の際に露地野菜が出荷できないことに触れ「県域JAに向けて産地同士の垣根を無くして出荷をカバーできる体制を作ってほしい」といった意見があった。これに対して全農あきたは「県央から県北での物流について議論をしている。今後全農物流の共同輸送の在り方を考えていく必要がある」と答えた。

 討議は米についても及び、全農あきたは「あきたこまちの家庭用米の需要が伸びているが、品質は年々ばらついている。量販店では棚の奪い合いが激しく、さらに食味重視の米が求められる」とした。

 農業生産工程管理(GAP)取得については、「導入部分として支援していく制度がある。全県に指導員が約50人おり、活用しながら部会の中で取得に向けて議論してほしい」(全農あきた)と答えた。