2021.04.07
JAうご種苗センターでは3月23日から西瓜の接木作業が始まった。出荷される時期に合わせて、接木をする日付が決定され、作業は5月のはじめまで続く。今年は豪雪の影響でセンターの受注量が増え、昨年比で25%増加している。最初に接木された苗については4月の中旬から生産者に対して引き渡しが行われる。
23日は接木作業の初日ということもあり、同JA西瓜生産部会の高橋正隆部会長が朝礼に参加した。今年はここ数年では類を見ない豪雪となり種苗センターの周りにもまだ雪が大量に残っている状態だ。非常に雪解けが早かった昨年も管理に苦労したが、今年も管理に細心の注意を払っている。
同JAには雪が多く残っているが、生産者は雪消えと同時に春作業をすすめ、4月20日前後の定植を目途に定植準備に取り掛かり、7月と8月に収穫を目標とする。高橋部会長は接木作業を行う担当者に「いいスイカを収穫するにはいい苗を作ってもらうことが大前提となる。よい苗を作る技術を持っている方々なので、品質のよいものを提供していただけるようお願いしたい」と話した。