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【あきた白神】生産者の想いを動画に載せてPR

2021.06.22

JAあきた白神は収穫最盛期を迎えている「白神きゃべつ」を広く周知するため、市場関係者向けと消費者向けにPR動画を作成した。完成した動画の「市場関係者向け用」は、首都圏の市場・仲卸の場内モニターで上映する。「消費者向け動画」は、量販店の「白神きゃべつ」販売ブースに小型モニターを設置し上映されるほか、同JAホームページ並びに、動画投稿サイト「YouTube」でも視聴可能で、知名度向上を図る狙いだ。
 消費者向け用PR動画では、佐藤組合長が「徹底した栽培管理のもと、生産者1人1人が白神きゃべつの生産者としてのプライドを持って取り組んでいる。1人でも多くの人に食べてもらいたい。後悔をさせない自信が私たちにはある」などとメッセージを発信。その後。きゃべつ部会の塚本勝彦部会長をはじめとする同部会員らが「食べて下さい」と白神きゃべつ畑の中心で呼びかけるシーンなどが収録されている。
 同JA管内では、初夏取りキャベツの収穫が最盛期を迎え、日量3000ケース(1ケース当たり10キロ)を超える白神きゃべつが同JA野菜センターに出荷されこの時期ならではの活気を見せている。例年であれば首都圏の市場や仲卸、県内外の量販店に、組合長やきゃべつ部会員が出向き、PRしていたが、コロナ禍により昨年から有効なPR活動が出来なかったことから今回のPR用動画を作成することとした。
 PR用動画作成を企画した同JA販売課の清水貴智経営相談員は「生産者の想いと、自信に満ち溢れた表情を見てもらって、市場、仲卸、消費者の方々には安心してを購入してもらいたい」と動画に期待を込める。
 白神きゃべつは2015年10月に商標登録を取得し、関東や名古屋など各市場に出荷され、品質についても高い評価を得ている。同JAが誇る「白神ブランド」の1つとして、2021年度の事業計画は、出荷量1056.4t(前年度実績対比115.9%)販売額11207万円(前年度実績対比122.6%)を見込んでいる。
 

完成した動画を紹介する生産者とJA職員