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【秋田】トップシーズンを迎える県産青果物をPR・「秋田の美味しい」を全国へ

2021.07.27
市場関係者へ県産青果物の魅力を伝える小林県本部長

 JA全農あきたは27日、東京都中央卸売市場大田市場の東京青果(株)と東京荏原青果(株)の2社で秋田県産青果物のPRを行った。全農あきたが重点市場として出荷している同2社に対して、感謝と一層の県産青果物の魅力を伝えることを目的に実施。秋田市と市場をリモートで繋いで行った。全農あきたの小林和久県本部長は「これから、トップシーズンを迎える秋田県産青果物の魅力を届けていきたい。今年は県南地域を中心に豪雪や雹被害により青果物へ影響が出たが、天候回復と生産者の努力で、生産量は回復傾向にある。
 また、園芸メガ団地による生産拡大を図りながら品質向上も図っていきたい」と力強く語った。
市場の特設会場では、これから最盛期を迎える県産の菌床シイタケ、キュウリ、トマト、エダマメを展示。また、PR動画も放映し、関係者へ県産青果物の魅力を発信した。
 21年度、東京青果へキュウリ665トン(前年対比96%)、トマト316トン(前年比106%)、エダマメ385トン(前年比116%)、ネギ350トン(前年比106%)、スイカ230トン(前年比117%)を、東京荏原青果へはトマト250トン(前年比97%)、エダマメ285トン(前年比130%)、ネギ2165トン(前年比128%)、スイカ210トン(前年比101%)と、2社への総合計は4856トン(前年比115%)と大きく出荷数量を伸ばした計画を立てている。新型コロナウイルスの影響を受ける中、全農あきたでは青果物の魅力を積極的に全国へ発信するため、SNSやサイネージを活用した販促活動を行っている。