2021.08.27
JA秋田ふるさと十文字営農センターは27日、生産者が栽培したスイカの重さを競う「ジャンボスイカコンクール」を横手市の十文字集出荷所で開いた。県内一の生産を誇る同JAのスイカの知名度を高めようと同営農センターが支店協同活動の一環として毎年実施するもので、今年で8回目を数える。生産者ら6組が丹精込めて作り上げた飼料用品種「カロライナクロス」6点を出品。計測の結果、90.4㌔を記録した斉藤裕磨さん(28)が初出場で優勝を果たした。
ジャンボスイカコンクールは同JAが1998年から2008年まで11年間実施してきた行事を同JA営農センターが地域向けの行事として復活させたイベントだ。
例年であれば同コンクールには生産者や地域住民、地域の保育園児などが見物に訪れるが、コロナ禍の為関係者のみでの開催となった。
今回、優勝を掴んだ斉藤さんは「6月の降雹もあり生育が心配だったが、摘果作業をうまくできたことが結果につながったと思う。優勝できるとは思っていなかったけど、うれしい」と喜びを語った。
同コンクール実施後、優勝した西瓜は同JA十文字支店に展示している。
2位以下の1点を同市の道の駅十文字に展示し、スイカの重量を備え付けの用紙で応募し当ててもらう。正解に最も近い応募者へ地場産野菜の詰め合わせ等をプレゼントする予定だ。