2022.01.06
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由利本荘市にあるあきた総合家畜市場で、黒毛和種子牛の初せりが開かれた。269頭が上場され、265頭の取引が成立した。平均価格は前年1月の初せりと比べ約5万9000円高い76万円となった。
あきた総合家畜市場株式会社の齋藤稔事務局長は「昨年末からの新型コロナウイルス感染拡大の影響で初セリ価格の行方が心配されたが、予想以上の高価格のスタートで安心した。コロナ禍の中で先行きは不透明感があるものの、安定した子牛上場の確保と購買者の要望に応える改良を図っていきたい」と話した。
JA秋田しんせい畜産課の村上康浩課長は「オミクロン株や年末年始の大雪などに関わらず、購買者には訪れていただきありがたく思う。今後も増頭対策に力を入れ、販売頭数の確保につなげたい」と話した。
初せり前のセレモニーには生産者や購買者、由利本荘市・にかほ市の市長、県会議員、JA関係者などが参加。今年の市場活況を祈願し3本締めを行った。