2022.01.17
JAあきた白神アスパラガス部会では現在、秋田県内でもトップクラスの生産量を誇る伏せ込み促成栽培によるグリーンアスパラガスの収穫作業が最盛を迎えている。
今期の同JA管内のアスパラガスは夏場の高温や干ばつの影響で生育の遅れが発生したが、稲刈り後から雨による水分が圃場に十分に供給され続けたため、株の肥大化が進んだ。昨年同部会が開催した株品評会では、根重の平均は1481.3gと平年並みまで回復。11月上旬から株の掘り取りが盛んに行われ、昨年末からは端境期を狙った収穫が開始されており、3月末まで続く。
大高勝信部会長は「白神ブランドのアスパラガスは瑞々しく甘みが強いのが特徴。市場からも高い評価を得ている。丹精込めた白神ブランドのアスパラガスをぜひ食べてほしい」とPRする。
同JAは2020年度、生育不良により全体的に細物傾向の出荷が多く、販売高は3055万円だった。21年度は生産者一丸となって同3267万円(前年度対比113.5%)を目指す。