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【秋田】県内高校へ農業実習用トラクター寄贈、地域農業の担い手育成の一助に

2022.10.12
トラクター3台を寄贈

JA共済連秋田は10月12日、地域農業振興の一助として、これからの農業を担う人材の育成支援を目的に、県内3高校へ農業実習用トラクターを寄贈した。斉藤一志運営委員会会長は「さまざまな実習場面で活用し、操作経験を通じて技術を習得して欲しい」と述べた。
 県立秋田北鷹高等学校・同金足農業高等学校・同増田高等学校へ、中型のトラクターをそれぞれ1台ずつ寄贈。昨年12月に寄贈した3校と合わせ、今回で農業に関連する学科をおく県内6高校すべてに寄贈したこととなる。
 同日開かれた寄贈式にはJA共済連秋田やJA、各高校の代表者ら20人が出席した。秋田県教育委員会秋田県教育庁高校教育課の佐藤進課長が目録を受け取り「作業効率化を実感し農業への興味・関心の向上につながることを期待する。運転方法や農地管理の実習などで有効活用したい」と感謝を述べた。
 JA共済では健全で安心して暮らせる地域社会づくりへの貢献を目指すほか、地域農業を守り、振興していくための活動を行っている。