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【秋田しんせい】地元産米できりたんぽ、米消費拡大の一助へ

2022.11.18
新発売のきりたんぽと比内地鶏スープをPRする松田マネジャー

【秋田しんせい】

JA秋田しんせいの関連会社・ジェイエイ秋田しんせいサービスは、JA管内で生産されたブランド米「土づくり実証米」を 100%使った「土づくり実証米きりたんぽ」の販売を始めました。
 米の消費が落ち込む中、地元産米を加工し消費拡大を図るため、数年前から製造を計画。2022年3月に同社が新設した生鮮加工センター内で、特注の機械を用いてじっくり丁寧に焼き上げており、冬場の最盛期には1日約5000本を生産予定しています。比内地鶏からだしを取った特製のスープも開発しました。
 同社の松田宏マネジャーは「米の食味を感じてもらえるよう、粒感が少し残るように仕上げた。秋田伝統の心温まる味を楽しんでもらいたい」と話します。
 きりたんぽの価格は3本入り300円、5本入り450円。由利本荘市内のAコープや地元の一部スーパーで取り扱っており、今後はふるさと納税の返礼品など販売先を増やして販路拡大を予定しています。
 10月下旬には発売記念として同JAが運営する福祉事業所「ふれあい泉の里」にきりたんぽを贈呈。当日の昼食にふるまわれ、「地元産米のきりたんぽと聞き、さらにおいしく感じる」と好評でした。

新発売のきりたんぽと比内地鶏スープをPRする松田マネジャー