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【秋田】若手農業者組織が意見交換、組織の垣根超え将来見据え課題共有

2022.12.01
意見交換をする参加者ら

【秋田】JAあきた青年部協議会、県農業法人協会若手会、県農業近代化ゼミナール連絡協議会の3つの若手農業者組織は、次世代を担い同じ目的を持つ仲間として、組織の垣根を取り払って連携を強化する取り組みを始めた。
 将来にわたり協力し合える関係性の土台を築くことで、地域農業の維持発展に役立てることが目的。
 12月1日には、秋田市で若手農業者組織意見交換会を初めて開いた。組織の垣根を越え地域毎の班に分かれ、農業生産現場の課題や解決方法などについて意見交換。課題を共有し、若手生産者が農業の魅力や所得の向上を図って農業経営を安定させるために何ができるかを話し合った。
 「農業者の意見の他、異業種など外部の視点を加え、新たな魅力を発掘していく必要がある」「生産者の交流の場を活用し、自身の経営に活かしていく」など、日々直面する悩みや地域の現状について活発に意見を交わし、発表して共有した。
 JAあきた青年部協議会の担当者は、来年度以降も組織間の交流を図りたいと話す。