2023.04.11
【秋田ふるさと】横手市は4月11日、横手市園芸拠点センターで、よこて農業創生大学校農業技術研修生の2023年度入校式を開き、5人の技術研修生を受け入れた。うち3人は、今年度新設された主に50代から60代前半のいわゆる「ミドルシニア世代」のコースでの入校。
同コースは、「ミドルシニア世代」の人たちにも農業に取り組んでもらうことで、農業の労働力不足解消につなげようと同市が今年度新設した。
髙橋大市長が「ミドルシニア世代コースを今年度から新設した。横手市の農業者の平均年齢からすればみなさんは若手。研修を通してさまざまな分野で培った人生経験を農業の分野で活かしてほしい」と激励した。
農業技術研修生らは2年間実習や座学を通して、園芸品目の栽培技術や農業経営について学ぶ。
野菜全般の知識や加工・販売方法、経営者としてのノウハウを身に着けたいという泉谷信夫さん(48)は「2年間の農業研修で知識や栽培技術を学び、横手市の農業者として一生懸命努力していきたい」と決意を述べた。