2024.03.28
【あきた白神】能代市( 齊藤滋宜市長)が行う事業承継支援に関する連携協定締結式が3月28日に能代市役所で行われ、関係者が出席し連携協定を締結した。
この協定は能代市、能代商工会議所、二ツ井商工会、秋田銀行、北都銀行、青森銀行、みちのく銀行、羽後信用組合、秋田県信用金庫、あきた白神農業協同組合、日本政策金融公庫、秋田県事業承継・ 引継ぎ支援センター、ココホレジャパン(株)の13者が相互に連携・ 協力を行い、事業者の円滑な事業承継を支援することにより、事業者の持続的な発展を目指すことを目的に締結。
能代市を中心とした関係団体・企業が、後継者不足で悩む事業者に対し「継業バンク」による後継者探しを紹介し、事業承継に係る啓発を行うもので、事業承継案件の掘り起しを行う。
締結式で能代市長は「能代市では後継者がいなく廃業する店が増えている。能代の自慢の味、技術などをしっかり承継していくのも行政の務め。今回、継業バンクとういうプラットフォームを活用し、公開型の後継者のマッチング支援を開始し、関係者の力を借りながら、能代市の財産をしっかり引継ぎしていきたい」とあいさつ 。
今後は13者それぞれの強みを活かしながら事業承継のPRや担い手確保・ 支援機関連携によるマッチング支援など、円滑な事業承継を後押しする事業を展開する予定。同JAでも能代市管内の農業後継者不足と地域課題の解決を図るため、事業承継の分野で能代市と協力し、地域の発展に寄与することとしている。