2024.09.05
JA秋田ふるさとりんご部会は9月5日、横手市の増田選果場で『銀世界』りんご出発式を行い24年産リンゴ4トンを載せたトラックが県内市場へ向け出発しました。
部会では出荷量4100トン(西洋ナシ含む)(前年度計画比100%)、販売額11億4000万円(同比114%)を計画しており、翌年1月まで県内や関東、関西市場7社へ出荷する予定です。
24年産リンゴの生育は良好で、早生種「さんさ」「つがる」が8月下旬から収穫が始まっており、9月下旬からは「やたか」、さらに10月下旬からは「王林」「ふじ」の収穫が開始され翌年1月下旬まで出荷予定となっています。
出発式では県や市、部会員ら約50人が出席し、今季の集出荷の安全と目標販売額の達成を記念する神事や県産青果物をPRする「あきたフレッシュ大使」からトラック運転手への花束贈呈が行われたほか、労働力不足の解消や人材確保のため今年度から雇用を開始する外国人労働者「歓迎セレモニー」も行われました。また、園児ら16人がリンゴ等の『銀世界』フルーツに扮した唄や踊りを披露し、24年産リンゴが載ったトラックを見送りました。
同部会の田中正博部会長は「本日無事に『銀世界』りんごの出発式を迎えることが出来て安心している。猛暑・雹害・霜害・クマなどの獣害と常に自然と付き合いながら生産活動を行っている。 これからも気を緩めず、手を抜かず、心を込めてりんごを作っていく。ぜひ『銀世界』りんごを手に取って味わってほしい」と話しました。