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【あきた白神】春の味覚「白神山うど」の目揃い会を開きました

2025.01.21
山ウドの出荷規格を確認する生産者ら(1月21日、秋田県能代市)

 「春の味覚」として親しまれている「白神山うど」の出荷が始まり、出荷最盛期を目前に、JAあきた白神山うど部会は1月21日、規格や出荷形態を確認し、部会員の意思統一を図るため目揃い会を開きました。
 目揃い会には生産者やJA、市場関係者ら約20人が参加。藤田清樹部会長は「今年度は前年のような大雨や猛暑の影響も少なく、生育も良好で収量の増大に期待している。『白神山うど』は市場評価も高く全国各地に出荷されている。更なる質の向上を目指し出荷していこう」と話しました。
 市場関係者からは、「全国的に生産者、生産面積が減少傾向にあり、今後より一層引き合いが強まる。高品質な出荷を期待している」と情勢の報告がありました。
 同部会では29人が約13ヘクタールを栽培。出荷は1月14日からスタートしました。全国的に品薄となっており、県内外で比べると1キロ単価がほぼ変わらず推移していることから、輸送コストを考慮し、現状は県内販売をメインとしています。今後、市場動向を見据え、県外出荷も含め販売強化を図ることとしています。
 今年度は出荷量が計画対比5・6%増の67・7トン、販売額が計画対比8・4%増の4804万円の販売額を見込んでいます。