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【秋田】農業情勢理解へ「eat AKITA プロジェクト」始動

2025.01.31
県産米おにぎりを食べプロジェクトを体現しPRする小松会長ら(1月31日、秋田市で)

 JAグループ秋田とJA全農あきたは「eat AKITA(イートアキタ) プロジェクト」を始動しました。生産者と消費者の双方が、農畜産物を生産し食べ続けられるよう、県民の皆様に対し秋田県農業の理解醸成を図っていきます。 
 1月31日、JA全農あきた運営委員会の小松忠彦会長らは秋田県庁で記者会見を開き、「農畜産物は食べてもらうことで作り続けられる。農業を応援しているんだという意識を醸成していきたい」と述べました。
 食料安全保障の観点で、安定的に農畜産物を生産し続けるためには、消費者の理解を得ていくことが重要になります。そこでJAグループ秋田・JA全農あきたでは、まず県民にこの状況を知ってもらい、より具体的な「県産を選び食べる」というアクションを示し、消費者行動の変容を促します。
 

「その”ひとくち”が 秋田の農業へのエールになる」をキーワードに設定。ロゴは、県産農畜産物が食卓にのぼるシーンをイメージし、お茶碗の回りに秋田県を代表する農畜産物を配置しました。県内3スポーツチームとタイアップしたPR動画・ポスター、WEB特設サイトなども作成。県出身の秋田ノーザンハピネッツ・田口成浩選手などが、食べたり飲んだりすることで生産者を応援しようと消費者へ呼びかけていきます。

 ポスターは県内JAグループの店舗・直売所、公共施設、賛同量販店など、県民の目に触れるよう約1500枚を掲示する予定です。PR動画は各選手ごとに作成し、2月から3月にかけて県内民放3局でCMとして放映するほか、秋田駅や秋田空港などの各所デジタルサイネージやWEB特設サイト・SNSでも公開されます。
 2月15日には、秋田市で、キックオフイベントとして県内スポーツチームの育成年代を対象に、県内農業に関するセミナーと秋田米のおにぎりをみんなでにぎって食べるイベントを予定しています。また、この他にも生産者と消費者の代表による対談の実施やイベント・キャンペーンなども検討していきます。

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