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【秋田しんせい】支店と生産資材センターの一体化 モデル店舗運営開始

2025.04.01

 JA秋田しんせいは、2024年度に策定した中期総合計画に基づき、25年4月1日から支店と事業所が一体化した店舗の運営を開始しました。由利本荘市にあるJA笹子支店とJA笹子生産資材センターをモデル店舗として位置づけ、今後のモデル確立に向けた取り組みを進めます。
 JAは中期総合計画の効率化戦略として、高齢者などの窓口利用に対応するため、できる限り支店と事業所を残す方針を掲げています。新店舗での営業では、店舗の効率化を図るため、オープン出納機を活用し、窓口処理の削減に取り組みます。これにより、最小限の要員での店舗運営や組合員、利用者対応を実施していきます。
 以前の職員配置は、支店に3人、資材センターに2人の計5人でしたが、モデル店舗では支店担当職員と生産資材担当職員をそれぞれ1人ずつ削減し、マネージャーを1人配置する4人体制で営業。同店舗のマネージャーは支店業務や渉外業務の他、店舗内の商品管理や注文受付、営農受付業務のサポートを担当します。
 また、営業時間を午前8時15分から12時半までに変更。午後の業務では生産資材担当職員が配達業務を中心に行い、支店担当職員は笹子地区を中心に同店舗マネージャーとともに渉外活動を展開します。
 さらに、資材業務においては肥料や農薬、包装、飼料を中心に販売品目を最小限に絞りながら営業。商品の補完や補充は近隣店舗である鳥海生産資材センターから行います。

一体型のモデル店舗をPRする黒木マネージャー(3/31、秋田県由利本荘市で)

 25年度、同店舗のマネージャーに配属された黒木雅隆マネージャーは「一体型店舗の本格稼働に向け、組合員活動を頑張っていきたい」と意気込みを語りました。
 同店舗では、5月より窓口にタブレット端末を設置し、伝票レス、印鑑レスによる取引を実現し、本格稼働に備えます。