2025.04.07

秋田市園芸振興センターは4月7日、同センターで2025年度新規就農研修開講式を開きました。今春から研修に参加する第11期生の6人は、2年後の新規就農を目指し、技術と知識の習得に励みます。
研修では、野菜や花きの基礎的な栽培技術を学び、農家実習、農業簿記、営農計画書作成など充実のカリキュラムで就農に向けての準備を整えていく事が出来ます。
参加者の柴田崇史さん(23)は、米農家だった祖父母の農地を受け継ぎ、米だけでなく野菜も育て自立経営ができるようになりたいと意気込んでいます。
同センターの鈴木善彦所長は、気象災害や農業資材の高止まりで厳しい農業情勢の中、生業として農業を選んだ参加者に「この2年間で、なぜ農業を営むのか、農業の生業としてどのような人生を過ごしていくのか、自分の農に対する思いを育む貴重な時間にしてほしい」と激励しました。