新着情報

【こまち】湯沢・雄勝地区JA合併推進協議会 設立

2025.05.07
協議会会長に選ばれた遠田組合長(5/7、秋田県湯沢市で)

 秋田県のJAこまちとJAうごは5月7日、2026年4月1日の合併を目指し、「湯沢・雄勝地区JA合併推進協議会」を設立し、協議会会長にはJAこまちの遠田武組合長が選任されました。
 今後は、販売網や資材の仕入れ先などを絞り込むなど、両JAによる実務協議を進めながら、農業振興計画の内容を詰め、2025年10月に合併契約の締結を予定。同年11月には両JAで合併総(代)会を開く計画です。
 同日、湯沢市で開かれた設立会では、推進協議会規約の制定や事業計画などの全4議案が承認されました。遠田組合長は「持続可能な農業の実現と組合員の皆さまへの一層の貢献を目指し、合併の実現につなげたい」と強調し話しました。また、協議会副会長に選任されたJAうごの佐々木常芳組合長は「年々厳しさが増す現状を先送りせず、安心して組合員の皆さまが、この地でしっかりと営農活動を続けていけるよう、合併の実現を目指したい」と話しました。
 合併が実現すれば、正組合員数(個人・団体)8321人、貯金残高716億円、長期共済保有高は2144億円、米穀、大豆、園芸、畜産などの取扱高は91億円(23年度末を基準)となる見込みです。