秋田県内６金融機関と秋田県警察本部組織犯罪対策課（以下、秋田県警）は５月２３日、特殊詐欺などの被害抑止にかかる協定の締結式を秋田市で行い、ＪＡバンクあきたからは、農林中央金庫秋田支店の大友一仁副支店長が代表として出席しました。
　この協定は、県内金融機関と秋田県警との相互の高い信頼と協力関係に基づき、マネー・ロンダリングや断続的に発生している特殊詐欺などが根絶された社会の実現を図ることを目的に結ばれました。より円滑・迅速な対応に向け情報提供などをするほか、協定を結ぶこと自体が犯罪抑止力になることも期待されています。
　秋田県警察本部の髙橋等刑事部長は、「特殊詐欺をはじめとする各種犯罪に対する抑止や未然防止は、警察だけで成し遂げられるわけではなく、関係機関の協力が不可欠。この協定の効果的運用に努め、被害防止に尽力したい」と述べました。