2025.05.29

JA秋田なまはげ野菜部会は5月29日、約1000株のカボチャを栽培している男鹿支部果菜部長の渡部和也さん(42)の圃場(ほじょう)で、かぼちゃ講習会を開きました。
この日は秋田地区、男鹿地区の生産者14人が参加。圃場や今年の作業の進捗状況の説明の後、秋田地域振興局農林部農林振興普及課シニアエキスパートの播磨成人さんが、天候や授粉作業に関して説明。その後、株式会社高井南茄園代表取締役の今野豊秋さんから樹勢回復を目的とした農業資材の説明が行われました。
就農して20年の渡部さんが、今年は春の作業が今までで一番苦労したと言うほど天候が不順で、管内の生育は遅れ気味。参加者らは大きく育てるほか、お盆前に出荷することも大事だという説明に真剣に聞き入っていました。
また、同JAは北と南では車で片道2時間程かかるため、管内であっても他の生産農家の圃場を見る機会が少なく、「他の生産農家の畑を見ることはないので勉強になった」という声も聞かれました。