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【秋田おばこ】AI支援システムを試験導入 生育状況をスマホで確認

2025.06.02
撮影体験するJA職員とNTTデータCCSの担当者(6/2、秋田県大仙市で)

 JA秋田おばこは6月2日、同JAの営農指導に試験導入する水稲AI画像診断ソリューション「Growth eye(グロースアイ)」の操作説明会を大仙市で開きました。同システムは、スマートフォンアプリで利用でき、カメラ機能を使って水稲の生育診断と茎数判別が手軽に行えるほか、可視化された情報がJAと共有され、営農指導や生育状況の把握に活用できます。
 説明会では、NTTデータCCSの担当者がアプリのダウンロードや操作方法を説明したほか、現地圃場(ほじょう)で撮影体験を実施しました。
 同JA営農指導担当の桜庭真悟さんは「マンパワーがなかなか発揮できない。グロースアイを活用することで、生育診断の省力化や追肥適期を見逃さない作業判断のアシストを期待したい」と話しました。
 同JAでは今後、生産者5人にモニターとして利用してもらい、同アプリの活用方法を検討し、普及拡大を進めていく予定です。