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【あきた白神】初夏獲り「白神きゃべつ」最盛期を迎えます

2025.06.12

 JAあきた白神管内では、初夏獲りキャベツの収穫が最盛期を迎えます。
 同JAは「白神きゃべつ」として2015年10月に商標登録を取得し、白神ブランドとして首都圏の市場を中心に出荷。シャキシャキとした食感と特有の甘みのある品質が高く評価されています。
 収穫最盛期は6月下旬を見込んでおり、6月12日に開かれた白神きゃべつ出荷目揃会では、収穫最盛期に向けて生育状況や市場情勢、出荷規格などについて認識を共有し、生産者の意識向上を図りました。
 同JA能代営農センターからは「早獲りと拾い獲りを心掛け、老化玉の出荷を避けてほしい。買う人の気持ちになって収穫・調整をお願いしたい」と呼びかけました。

初夏獲りキャベツの収穫に励む福司さん(6/12、秋田県能代市で)

 初夏獲りキャベツは早い生産者で6月2日から収穫を開始。栽培歴30年以上の福司金治郎さんは「今年は春先からの長雨の影響で収穫時期は遅れたが、良質な「白神きゃべつ」を消費者に届けたい」と夫婦二人三脚で収穫作業を行います。
 同JAでは「白神きゃべつ」の今年度事業計画は、出荷量882・7トン(前年度実績対比81・5%)、販売額8269万円(前年度実績対比81・6%)を見込んでおり、食味をPRしながら契約出荷量を増やし、相場に左右されにくい価格形成を目指します。