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【あきた北】「あきたこまちR」試験圃場で高温対策を見学

2025.06.20
水稲展示圃を視察する農家ら(6/20、秋田県大館市で)

 JAあきた北稲作部会は6月20日、秋田県大館市内の水稲展示圃(ほ)で現地研修会を開き、稲作農家約50人が参加しました。
 「あきたこまちR」の試験圃場では高温対策に向け、さまざまな資材による対照試験を行っており、ガス湧き・高温対策として、鉄とケイ酸の補給を目的とした土壌改良剤「カキテツ」、育苗期にアミノ酸・有機酸を施用し初期生育を促進させる「ソイルサプリエキス」などを施用した圃場を見学しました。
 視察先の圃場のひとつ、稲体の健全な生育を促して倒伏軽減・高温障害対策・食味向上が期待できる「ケイ酸カリ」の施用圃場では、ハンディサーモを使用して稲の表面温度を視覚化。対照圃場とは4度ほどの差があり、参加者からは驚きの声が上がりました。
 このほか、今年から県北の一部地域で栽培可能となった「サキホコレ」の試験圃場も視察しました。