2025.07.17

秋田県畜産農業協同組合は7月14日から17日の4日間、第64回秋田錦牛銘柄確立共励会を秋田市で開き、秋田市の(株)寿農場が出陳した「中星33」が最優秀賞を受賞し、1キロ当たり3200円で落札されました。
落札された「中星33」は、枝肉はボリュームがあり無駄な脂肪が少ないほか、キメ・締まりも申し分なく、枝肉の歩留まりも80・3%と今回出陳された中で唯一の80%以上となりました。格付等級は最上級のA-5、枝肉重量は666キロでした。
同共励会は、秋田錦牛の改良効果などを確認し、県の畜産振興に寄与する場として毎年開いています。今年は黒毛和種去勢44頭、雌12頭の合計56頭が出陳されました。
加藤義康組合長はあいさつで「時代背景によって苦しい中だが、若手と先輩生産者が手を携えながら頑張っていこう」と話しました。