新着情報

【秋田しんせい】「准組合員モニター座談会」で農と食の理解者を増やす

2025.08.29
意見交換を行う参加者ら(8/29、秋田県由利本荘市で)

 JA秋田しんせいは、正組合員と准組合員が互いに支え合う地域づくりを目指すため、「准組合員モニター座談会」を開いています。狙いは、JA事業や地域農業について理解を深めてもらい、意見や要望を取り入れることで、農業と食の理解者を増やすこと。
 JAでは、組合員数が減少傾向にあり、准組合員は直近10年では増加率が鈍化。このため、組合員の維持や事業利用の確保、出資金増加などによって組合運営を実現するために准組合員モニター制度を導入し、現在は30代から80代まで幅広い世代で構成された35人が登録しています。
 8月29日には、今年度1回目の准組合員モニター座談会を開き、総務部の担当者らが組合員数や出資金の推移、モニターアンケートの結果などを共有しました。また、意見交換も行われ、出資金の使途や若い世代の農業参入促進策、学校との連携や農業研修制度の周知などについて、参加者から意見や提案が出されました。
 総務部の大庭和久部長は「今回も准組合員の皆さまより多くのヒントをもらった。今後の戦略に活かしていきたい」と話しました。