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【あきた北】次年度用種子生産が最盛期を迎えました

2025.09.19
あきたこまちRの種子袋を運ぶ作業員(9/19、秋田県大館市で)

 秋田県大館市にあるJAあきた北種子センターでは、次年度用「あきたこまちR」の種子生産が最盛期を迎えています。
 同JA管内では、二井田地区の約50ヘクタールの採種圃(ほ)であきたこまちRを作付けしており、稲刈り前に県の職員による厳格な審査が行われています。今年は春先の曇天、7月の高温干ばつ、8月には豪雨に見舞われ、例年以上に厳しい生育環境でしたが、大きな病害虫の発生もなく、すべての圃場で合格となりました。
 刈取りは9月9日から始まり、27日頃に終了する予定です。収穫された籾はすべて種子センターに運び込まれ、乾燥・選別・調整・包装されて全農あきたへと集約。その後、生産者へ供給されることになります。
 種子センターの担当者は「種子の良し悪しは来年の稲作に大きく影響するため、品質の高い優良種子を意識して納めていきたい」と話しました。